家族信託とは~わかりやすく図解で解説~土地活用編その1
家族信託とは何でしょうか?家族信託は事例が少ない上、専門性が非常に高いので、家族信託を扱う専門家はとても少ないのだそうです。そんな数少ない専門家である、司法書士の先生から最初のとっかかりだけを教えてもらい、自分なりに調べてみたことをお伝えしようと思います。今回は家族信託でよく扱う「土地活用」です。
もくじ
土地活用で家族信託を活用する場合の登場人物
母・・・土地の所有者です。土地を管理する権利と、そこから得られる収益を受けとる権利があります。家族信託の用語では「委託者」(託す人)です。
長男・・・母が土地の活用を託す人です。家族信託の用語では「受託者」(託される人)です。
受益者・・・「利益を受け取る人」です。家族信託では「委託者=受益者」すなわち母が利益を受け取る「受益者」となります。
土地の活用に家族信託を利用する場合の基本的な形
※この図は、上から下に時間が流れていると考えて下さい。
- この図の登場人物は2人です。
- 一人は母(委託者 兼 受益者)、もう一人は長男(受託者)です。
- 母は長男との間に、土地を信託する家族信託の契約をしました。
- 長男は銀行から融資を受け、信託された土地の上にビルを建て、そのビルを賃貸物件として企業に貸し出しました。
- 母に対しては、土地の上に建てたビルから得られる賃料を渡しました。
土地活用で家族信託を利用する場合の相場・費用見積
土地活用で家族信託を利用する場合、どの程度の金額がかかるのでしょうか?地価や土地の広さ、その他さまざまな条件で変わりますが、概算という形でしたらあるおおよその相場を把握することができます。
↓こちら↓にあります、家族信託相場・見積シミュレーターをご利用ください。
土地の時価総額が1億円でしたら、「土地評価額(万円)」の欄に「10000」とご入力ください。
土地の有効活用で家族信託をご検討中の方は
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